業務内容
みなさまの地域から入ってくる生活排水や雨天時の雨水は下水道を通って水処理センターへと集められます。私たちは、水処理センターに入ってきた生活排水等をきれいに海へ還すために施設全体のオペレーション(操作)とメンテナンス(整備)を行っています。
オペレーション
水処理センターに入ってくる生活排水や雨水を、安心安全な水質で博多湾へ放流するため、処理が適切に行われているか、機械故障が発生していないか等、設備の点検及びモニターを通じて24時間365日体制で監視しています。
また、異常降雨時においても、常に降雨状況の予測と監視を行い、雨水の量に応じて関連するポンプ場などと連携しながら迅速な対応を行っています。
[ 中継ポンプ場の役割とは? ]
中継ポンプ場は、汚水を水処理センターへ送水する「汚水中継ポンプ場」と、街の水害を防ぐため、雨水を河川や海などに流す「雨水排水ポンプ場」があり、汚水や雨水が水処理センターに到達する前に処理を補助してくれる役割を担っています。
メンテナンス
水処理センターにはたくさんの機械があり、機械設備・電気設備の日常点検を通して、機器状態の監視やメンテナンスを行っています。
万が一、状態不良が疑われる設備や機械があれば、センター内だけでなくマンホールポンプ場などにおいても、迅速な原状復帰と徹底的な原因調査を行い、万全な体制を整えています。
[ マンホールポンプ場の役割とは? ]
家庭から発生する排水や汚水等は、下水管を通り水処理センターまで自然に下って流れていきます。
しかし、下水道管の勾配が取りにくい場所や掘削深度が深くなる場所があるため、マンホール内にポンプを設置し汚水を汲み上げることで、自然流下の下水本管まで導かれます。
これがマンホールポンプ場の役割です。